平安時代を舞台とした、本の書評(レビュー)をトラックバックしてください。【例】『源氏物語』『枕草子』『今昔物語』『紫式部日記』『陰陽師』『なんて素敵にジャパネスク』。
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『服装から見た源氏物語』 近藤富枝 [KOROPPYの本棚 から]
装束の描写から、『源氏物語』を紐解いた本です。 地位や当時のしきたり、執筆時代を考証して、ここまで具体的に突き詰めた本は初めてで、新鮮でした。 なんとなく読み流していた表着(うわぎ)、打衣(うちぎぬ)、唐衣(からぎぬ)など、衣装の違いについてのまとめは、大変勉強 続きを読む
Date: 2004-11-11 17:47 ID: 47506
『『源氏物語』男の世界』 田辺聖子 [KOROPPYの本棚 から]
『『源氏物語』の男たち』では、光源氏と夕霧親子にスポットを当てました。 続編の本書では、血の繋がらない薫や、脇を彩った頭の中将、朱雀院、桐壺院を取り上げています。 頭の中将は光源氏と張り合うだけのことはある、魅力のある人物に感じられます。 優しくて涙もろい光 続きを読む
Date: 2004-11-05 13:56 ID: 42495
『源氏の男はみんなサイテー』 大塚ひかり [KOROPPYの本棚 から]
『源氏物語』の男たちを、ばったばったと斬り捨てたエッセイ。 「親子小説としての源氏物語」という副題通り、親子関係や血縁という視点で論じています。 平安時代の風習や常識を無視して、現代の論理で批判したり、都合のいいところだけ引用している感がややあります。 その 続きを読む
Date: 2004-10-27 14:23 ID: 35596
『陰陽師 鳳凰ノ巻』 夢枕獏 [KOROPPYの本棚 から]
安倍晴明と源博雅が物の怪に立ち向かう、シリーズ第4弾。 毎回のことですが、安倍晴明の仄かな微笑みに、なんともいえない色香を感じます。 白い狩衣の清々しさが似合いますね。 源博雅は最初の頃に比べて、ワトソン度が高くなってきたような気がします。 晴明の手のひらで遊 続きを読む
Date: 2004-10-23 14:51 ID: 32651
『平安妖異伝』 平岩弓枝 [KOROPPYの本棚 から]
藤原道長が、平安の怪異と立ち向かうシリーズ第1作目です。 今回やっと、真比呂と道長の馴れ初めを知ることが出来ました。 続編を先に読んでしまいましたが、道長の真比呂への思いを知るには、やはり順番に読むべきでしたね。 真比呂は、高貴で純粋な尊さを醸し出しています 続きを読む
Date: 2004-10-21 16:48 ID: 31282
『『源氏物語』の男たち』 田辺聖子 [KOROPPYの本棚 から]
副題は「ミスター・ゲンジの生活と意見」。 女君を主とした分析は数多ありますが、殿方をメインにした『源氏物語』論は珍しいのではないでしょうか。 褒め言葉ばかりの、光源氏の若かりし容貌を、具体的に拾ってみる。 中年になった光源氏の、玉鬘や女三の宮へのねちっこさに 続きを読む
Date: 2004-10-18 14:37 ID: 29084
『陰陽師 付喪神ノ巻』 夢枕獏 [KOROPPYの本棚 から]
安倍晴明と源博雅が、平安京の怪異を解決していく、シリーズ第3弾です。 今回は特に、晴明と博雅の心の繋がりを強く感じさせる作品でした。 一つ目は、博雅が「晴明よ、おまえはよい漢(おとこ)だ」とつぶやく「鉄輪」の場面。 普段は晴明の台詞ですが、逆に言われてしまった 続きを読む
Date: 2004-10-16 15:09 ID: 27842
『道長の冒険 平安妖異伝』 平岩弓枝 [KOROPPYの本棚 から]
藤原道長が、平安京を覆う怪異に立ち向かう、ファンタジーです。 大切な真比呂を救い出すため、真比呂の遣わした寅麿(とらまろ)と共に、道長は根の国へ向かいます。 道長が万難排して助けようとする、真比呂とは誰なのか、まるでエピソードのないまま登場するので、ちょっと 続きを読む
Date: 2004-10-12 09:40 ID: 25080
伴大納言絵巻 [「能楽の淵」管理人日記 から]
伴大納言絵詞小松 茂美発売日 1987/05売り上げランキング Amazonで詳しく見る 美術史のレポートで『伴大納言絵巻』を取り上げるため、大学図書館で中央公論社の『日本の絵巻2 伴大納言絵詞』を見て、何度も何度も見ているんですが、この絵巻、人物の表現が本当に細か 続きを読む
Date: 2004-10-11 02:48 ID: 24343
金閣寺と『源氏物語』 [「能楽の淵」管理人日記 から]
金閣寺。2階3階が金箔張りの舎利殿(金閣)を持つ、日本でもっとも有名な寺ではないでしょうか。正式名称は鹿苑寺。臨済宗相国寺派のお寺です。 続きを読む
Date: 2004-10-11 02:46 ID: 24342
『陰陽師 龍笛ノ巻』 夢枕獏 [KOROPPYの本棚 から]
ゾクゾクする怖さを持つ鬼もいれば、ひょうきんささえ感じる、後味の楽しい鬼もいます。 妖しの存在だから怖いとは限らず、むしろ人の心の内の方が薄ら寒かったりします。 妖しと式神、そして人間の暮らす世界を紐解いてくれるのが、この陰陽師シリーズです。 不思議な魅力を 続きを読む
Date: 2004-10-07 15:44 ID: 22338
『花はらはら人ちりぢり』 田辺聖子 [KOROPPYの本棚 から]
「私の古典摘み草」と副題のついた、田辺聖子が選んだ拾遺の古典を紹介していく本。 『文車日記?私の古典散歩』の続編です。 黄表紙、狂歌、連句なども紹介されていますが、私はやはり平安文学に心惹かれます。 『源氏物語』『紫式部日記』『枕草子』『和泉式部日記』『更級 続きを読む
Date: 2004-09-30 11:41 ID: 18175
「とりかえばや物語」〓 [くりくりまろんのマリみてを読む日々 から]
氷室冴子著「ざ・ちぇんじ!」の簡単なレポートと感想です。 ◇あらすじなどについて、サイト〔PERMIT AFFECTION〕さまのマリみて とりかえばや物語を是非どうぞ。 ◇最初に呈示される興味が一体 ... 続きを読む
Date: 2004-09-30 02:53 ID: 18085
『陰陽師 飛天ノ巻』 夢枕獏 [KOROPPYの本棚 から]
艶な美しさのある安倍晴明と、悪意に対して無垢で、何事にも実直な源博雅。 強い絆で結ばれた二人の活躍譚、第2弾です。 冷めたように見える晴明から、唯一人間味を引き出せるのが、晴明をして「よい漢(おとこ)」と言わしめる博雅です。 この2人の心の交流の顕著なのが、晴明 続きを読む
Date: 2004-09-29 00:33 ID: 17422
『陰陽師 瘤取り晴明』 夢枕獏 [KOROPPYの本棚 から]
右頬に瘤を持つ平大成(たいらのおおなり)、左頬に瘤を持つ中成(なかなり)。 この双子の薬師が鬼と出会って、巻き起こった事件に、安倍晴明が介入していくというお話です。 元となるお話は、『宇治拾遺物語』の「鬼に瘤取らるる事」であり、ストーリーを知っている方も多いで 続きを読む
Date: 2004-09-24 19:22 ID: 15015
『陰陽師』 夢枕獏 [KOROPPYの本棚 から]
映画「陰陽師」がよかったので、原作である本書を読んでみました。 映画では流してしまっていたこともしっかりと描きこまれ、より深い次元で作品を理解できたと思います。 野村萬斎が好演した安倍晴明は、艶な美しさがあって、とても魅力的です。 飄々と取り留めないようで、 続きを読む
Date: 2004-09-21 14:07 ID: 13220
『なんて素敵にジャパネスク』 氷室冴子 [KOROPPYの本棚 から]
本書は、平安時代を舞台にした、波瀾怒涛(アドベンチャー)と恋愛ごと(ロマンス)の物語です。 主人公となるのは、瑠璃姫(るりひめ)。それなりの地位を持つ父ゆえ、またその年頃ゆえ、周りに「結婚結婚」と言われ続ける毎日です。 しかしながら、彼女には忘れられない初恋の人 続きを読む
Date: 2004-09-15 13:42 ID: 10142
『私本・源氏物語』 田辺聖子 [KOROPPYの本棚 から]
田辺聖子は、『源氏物語』関係の小説を多数出版しています。 まずは『源氏物語』を、現代語訳した『新源氏物語』と『霧ふかき宇治の恋』。 原文ではなかなか読みこなせない『源氏物語』も、田辺聖子の文体になれば充分堪能することが出来ます。 雅な上つ方の世界を描いた、い 続きを読む
Date: 2004-09-13 15:37 ID: 9137
『小説紫式部「香子の恋」』 三枝和子 [KOROPPYの本棚 から]
香子(かおるこ)とは、三枝和子がつけた、紫式部の仮の名前です。 彼女が創り上げた『源氏物語』については、古今東西研究がなされているのに、紫式部自身については、本名も生没の年も分かっていません。 『紫式部日記』と歌集『紫式部集』から浮かび上がる女性像を、小説化 続きを読む
Date: 2004-09-12 22:03 ID: 8756



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